指導医紹介
臨床研修センター長
外科部長 小橋 研太
済生会西条病院は、「救療済生」(生活困窮者を医療によって救済しようという考え)のもと、西条市の2次救急医療の中核を担い、様々な患者さんを日々診察、治療しています。
当院での研修は、外来での診察、検査、診断、治療(手術)、退院後のフォローアップ、終末期での緩和治療まで患者一人一人を丁寧に診ることができます。
初期研修医として身につけるべきプライマリケアが十分修得できるように病院全体が協力する体制もできています。
県内の済生会病院とともに各種セミナーや講演会、巡回診療船「済生丸(4代目)」による離島診察なども行っています。西条市は人口10.7万人、2022年版「住みたい田舎ベストランキング」では、若者世代・単身者部門で全国第1位を獲得している魅力的な街です。
ライフワークバランスも大切に充実した研修ができるように準備しています。ぜひ一度病院見学に来てみてください。
プログラム責任者
内科部長 鳥巣 真幹
当院の臨床研修プログラムは、病院のどこからでも見上げることができる石鎚山の名を冠して“いしづちプログラム”と致しました。当院は152床と決して大きな病院でありませんが、だからこそ職員皆が顔の分かる関係を築くことができ、病院全体で研修医の先生が石鎚山のような峰へ成長できるよう協力したいと考えています。
プログラムの実務面では、これまで愛媛大学医学部附属病院や済生会今治病院などの協力型臨床研修病院として行ってきた研修のまま、実践主義の研修を予定しております。内科においては外来研修と病棟研修を連携させ、上級医の日常診療と同様に、診断して・治療して・その後の経過を外来でみることができるようプログラム設定を行いました。外科系においては各科の一員として上級医とともに手技・手術に臨んでいただくプログラムとしております。
西条市は石鎚山から流れ出る清流加茂川に支えられた、名水うちぬきの町で、美味しい農産物やお酒が先生を待っています。すぐ側の燧灘でとれる新鮮な海産物も先生を待っています。当院での研修で共に成長できる日をお待ちしております。