回復期リハビリテーション病棟
当院では地域の医療機関と連携し、リハビリテーションが必要な対象患者さんの受入れを行っています。 地域医療連携室までお気軽にご相談ください。
回復期リハビリテーション病棟とは?
家庭や社会での日常生活復帰を目標に、リハビリテーションを中心とした入院・療養を行う専門の病棟です。
医師をはじめ理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、介護福祉士、医療ソーシャルワーカー等の様々な専門スタッフが共同して患者さんの状態に合わせたリハビリテーション・プログラムを集中的に実施します。 日々の入院生活全体をリハビリテーションの機会としてとらえ、365日、土・日・祝日も休むことなくリハビリテーションを行っています。 これにより患者さんは継続的なリハビリテーションを受けることができ、住み慣れた地域で安心して生活が送れるよう支援します。
病棟スタッフから
回復期リハビリテーション病棟は、落ち着いた雰囲気と、広々としたスペースで陽あたりも良く、石鎚山が見える景色も最高で、気持ちよく過ごすことができます。
病棟内でリハビリを行い、カンファレンスでの情報交換により、患者さんの状態把握もできやすく、看護スタッフも状況に応じた援助が行えるため、患者さんの意欲も高まり、日々の努力と進歩が目に見えてわかります。 患者さんが、自信を持ち、一日でも早く在宅へ復帰できるように私たちが全力でサポートします。
回復期リハビリテーション病棟を利用できる要件
令和 2年 4月 1日から、入院患者の要件から「発症・手術後からの期間」が削除となりました。
疾患等 | 入院上限期限 |
---|---|
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍、多発性硬化症などの発症後 | 150日 |
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の脊髄損傷および頭部外傷を含む多発外傷の発症後 | 180日 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節の骨折又は2肢以上の多発骨折の発症後 | 90日 |
外科手術または肺炎などの治療時の安静により生じた廃用症候群を有し手術後または発症後 | 60日 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経、筋、靭帯損傷後 | 60日 |
股関節又は膝関節の置換術後 | 90日 |
入院までの流れ
入院には、現在入院・受診中の医療機関からの紹介が必要です。
病室が満床の場合は、入院をお待ちいただくことがあります。あらかじめご了承ください。
入院中の医療機関から、当院地域医療連携室へ連絡
(紹介状・入院申込書を当院へFAXなどで送付)
入院適否の判定会開催
入院日の決定・お知らせ(原則、当日にお知らせします)
入院
入院から退院までの流れ
患者さんが少しでも入院前の生活に近づけるように支援を行っていきます。
入院時評価 リハビリテーションの開始
医師・スタッフによる定期的なカンファレンス
退院に向けた支援(患者さん、ご家族との相談・家屋調査・介護指導など)の実施
退院前カンファレンス
退院
紹介患者さんについては、退院後、紹介元の医療機関へお戻りいただきます。
医療機関の方へ
お申込みについては、回復期リハビリテーション病棟入院申込書を記載の上、診療情報提供書と一緒にFAX願います。
回復期リハビリテーション病棟 入院申込書(手書き用)
※プリントアウトしてご使用ください。
※かならず診療情報提供書を記入の上、一緒にFAX願います。
問い合わせ先
その他、ご不明な点がございましたら、地域医療連携室(TEL:0897-55-9920)までご連絡ください。