マンモグラフィ
マンモグラフィ
トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)を導入しました
当院では、令和元年9月から、トモシンセシスの機能を備えたマンモグラフィ装置を導入し、従来のマンモグラフィと比べ、より乳がんの早期発見が可能となりました。
トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)とは
トモシンセシスは、乳房を複数の方向から撮影することで、CTやMRIのような1mm間隔にスライスした画像を作ることができます。 この技術により、乳腺の影に隠れた小さな病変を発見しやすくなりました。
正常な乳腺と乳がんは、同じように白く写ります。 高濃度乳腺の場合、乳がんが写っていても乳腺に隠れてしまい、正確な診断が難しい場合がありますので、トモシンセシスは非常に有効な検査になります。 効高濃度乳腺は、一般的に年齢が若い20~30代が多いですが、実は日本人女性はこの高濃度乳腺の割合が高く、40歳以上の方でも乳腺濃度が高い方が少なくないと言われています。
検査の所要時間
検査の時間は、通常10~15分です。 トモシンセシスを追加した場合でもほぼ同様です。 1回の圧迫で、通常のマンモグラフィとトモシンセシスの両方を撮影しますので、圧迫の回数が増えることはありません。
また、圧迫時間は十数秒と、比較的短い時間となっております。
担当技師から
当院では、医師、技師、施設ともに「マンモグラフィ検診精度管理中央委員会」からの認定を取得しており、高水準の検査、診察が可能です。
撮影は、女性技師が担当いたしますので、安心して検査をお受けください。